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こんにちは塩原俊之(@donchan3ren)です。

今まさに夜勤中(4時出勤…っ!)なのですが昨日のことを。

お昼にキングオブコントの稽古をし、そのままメンバーのネコソギ(甲田守)と一路祖師ヶ谷大蔵へ。
というのも、日本大学商学部の演劇サークル、劇団おいおいさんが卒業公演として「ナイゲン」を上演してくれるというのだ。
過去に劇団あかぺら倶楽部、FPアドバンス、沖縄県立向陽高校演劇部と、何度か上演して頂いているナイゲンですが、今回は大学の演劇サークルの卒業公演ということで、そんな大事な公演にウチの演目を選んで頂けるなんてああもう嬉しいやら申し訳ないやら(放尿するぞー!とかセリフあんのよ?)色んな気持ちもありつつワクワクで向かいました。
祖師谷と言やウルトラマンですが、ウルトラな道を歩きながらなんかこの道、何度か歩いたことあるなーと考えていたら、そういや稽古で何度か訪れたことを思い出しました。

駅から15分ほど歩いたところにニョキっと出てくる巨大な建物。キャンパスに足を踏み入れると早速案内板を持った学生が会場の教室の場所を教えてくれた。やたらええ声の子だった。

凄く綺麗な建物の、なんの変哲もない所謂大学の教室に、確かにその議場があった。
某演劇有名大学なんかの学内公演なんかを観に行くと、劇サーがアトリエを持ってたりホールで公演したりなんてのがまぁ多々あるけど、こういった普通の教室で上演出来るのもナイゲンの強みなのかなと考えたり。

観劇して思ったのは、やはりナイゲンは面白いなということ。
ストーリーや台詞を知っていても、ついつい笑ってしまうシーンが多々あったし、意味も無く泣きそうになってしまうシーンもある。
何より会場がちゃんと笑いに満ちているのが心地良かったりする。
自分はどさまわりの後方の席で観たけれど、やはり会議のラストシーンにはグっときてしまう。
12人全員の目がこちらに向けられているその時の、どさまわりが見たあの光景を体感出来るベストポジションだ。
機会があればサイド(一年生、二年生の後ろ)の席でも観てみたかった。

そしてナイゲン資料や演出、各キャラクターの作り方など、随所に「この座組で工夫を凝らしたんだな」と感じられるところがまた、いい。ハマっているハマっていない、演劇的にセンスがあるなしに関わらず、創造性を持って既存の脚本に臨んでいる、コピーではなく作品を創っていってる感覚にとても好感が持てる。

もちろんテクニカル的なことを言えば「あぁ、ここもっと詰めればウケるな」とか「これだとニュアンスが変わり過ぎてしまうな」と思うところは多々あるけれど、そういったことも含めて楽しめるのも学生演劇の楽しみ方のひとつだなと個人的には思う。
ひとつだけ苦言を呈するならば、肩肘張って緊張せずにもっと楽しんでやって欲しいなということ。いい意味でもっと調子に乗っちゃって欲しいなと思った。

お金を払って観たり、頂いて演じたり、そういった日々を送っていると忘れがちな演劇の楽しさみたいな、原始的な喜びを感じた。そして「高校時代はなんだって楽しんでやろうという気概に溢れていた」ということも同時に思い出させてくれた。それはナイゲンで伝えたいことからは"大きく外れていない"のかもしれない。
なんだか全体的に偉そうな文章になってしまったけど、ナイゲンを卒業した身としてじじいの意見も少し言わせておくれ。

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終演後に座組のみなさんに挨拶させて頂いた時に、海のYeah!!を演じた方が「(卒業して就職するので)これが最後ですけど、こうやってウケると、またやりたくなっちゃいますね。」と言っていたのがとても印象に残った。



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ナイゲン備忘録 その1
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